オードリーの後半生

 

 

 

 

オードリーの後半生

 

あの大女優・オードリーの華やかな人生でも 幾多の苦難があった

父はユダヤ人でもないのに ナチに徹底反抗

その為に幼女期は 隠れて住まわなければならなかった

何とあのアンネ・フランクの隠れ家から 500メートルも離れていない場所で

 

女優として大成功を収めたオードリーは ある時期にピタリと映画出演を止め スイスの自宅に籠もってしまった

年だから仕方がないとか 美貌の衰えとか 口さがないマスコミ連中の攻撃が永く永く続いた

 

ところが或る日突然に テレビ画像に映っているではないか

それはテレビコマーシャルだったが 年老いたオードリーの姿だった

何と言う輝き 何と言う微笑み 何と言うオーラ 改めてオードリーを好きになった

そんな皺だらけのオードリーでも 私はすっかり見惚れてしまっていた 女の美は永遠だと

国連ユニセフの活動に自らの志願しての参加 その一環で黒人の子供を優しく抱くオードリーの映像だった

 

そうして私はオードリー亡き後 スイスのレマン湖畔近くにある小さなトロシュナ村の彼女の墓地に 何度も足を運んだ

今は人手に渡った自宅だった家も 墓石も何とも慎ましいものだろうか 人柄はすべてここに出ていた 私は泣いた

いつも私は オードリーが大好きだったスコッチ入りチョコと薔薇の花束を抱えて 恋人に逢うようにして墓参に行く

そして 深々と頭を垂れ 世界の平和や宗教間の争いや差別や そんな考えられること何でも祈って来る

 

生前オードリーが残した最期の言葉

『私にとって最高の勝利とは ありのままで生きられるようになったことです!

自分と他人の欠点を すべて受け入れられるようになったことです!』

何と言う勝利でしょうか ささやか過ぎますか 私には決してそうは思えない

 

 

                                                                                                                                                                ユニセフ大使のオードリー

 

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