辛夷の花と小彼岸と

 
 
 
 
 
 
 
 
辛夷の花と小彼岸と
 
 
 
 
 
 
今日は特別な日であった 別なブログの最終稿を書き上げ アップしたら スッカリ気が抜けた
 
春の盛りのような今日の陽気に誘われ フラリと近所に散歩に出たら 数軒先のお宅の皆さんはどこかに引越しされ
 
大勢の人足が来ていた 見ると あれ可笑しい 何かがない 訝しげに思った私は工事中らしいその宅内に入った
 
工事関係者の人に尋ねると こちらの方は家つきのこの土地を売り払って どちらかへ越されたと言う
 
去年ご主人を亡くされ 相続税の問題があったのは確かだが 夜逃げのように行かなくてもいいじゃないかと愕然とした
 
そう何か足りないと思ったのは庭の辛夷の木と小彼岸の木だった 何とばっさり切られて 痛々しく横たわっているではないか
 
何故ひと言 近所に知らせて行かなかったのか この木を誰が伐採していいと言ったんだと詰問すると 新しいオーナーは
 
この土地にビルを建てるから 古屋は解体すると言う その前に要らない樹木は伐採しろと言われてしているだけなのだと弁明する
 
 
 
今にも咲き出しそうな辛夷 そして小彼岸の木を観て 無性に腹が立って情けなくなり 思わずポロリと涙がこぼれた
 
まして今朝は 最終稿をアップして呆けていたから 余計に腹が立って仕方がなかった
 
 木だって痛い痛いって言ってるじゃないかと工事関係者にくってかかった 相手は黙っているばかり 
 
だが すべては後の祭りであった それにしても速攻勝負と言うヤツか あの最終稿も後の祭りなのだろうか
 
 
 
哀しい思いが胸いっぱい充満しているところ 夕刻ひょいとテレビをつけ ニュースを見たら どこかの馬鹿が
 
地主に無断で千本もの杉の木を伐採して逮捕されたと言う ハングライダーの基地を作る計画だったとか 情けなや
 
木はモノを言わないが 元通りにするために何年掛かると言うのだ 馬鹿もぉ~~ん! もしあのお宅の木だって
 
よかったら戴いてくれませんかなどと言われたら 直ぐにでも自宅に移植していただろうと思いつつ 益々腹が立った
 
 
 
ガスや水道工事で何度も道路を掘削しているが 地山のように元通りの土の強さに戻るのは何億年と掛かる
 
自然と言う恩恵深いモノは 何も発言しないからと言って 勝手にしていい法はない 今に自然から得体の知れない
 
大きな天罰が降りて来るに違いない そうなってからではまるで遅いのだ エルニーニョ現象だってそうじゃないか
 
そう遠くない時代に 地球全部が砂漠化したら 人は生きてゆけない 単なる辛夷や小彼岸の話ではなくなるのだ
 
人間ってやつは勝手なもんだと つくづく我と我が身にも腹が立って仕方がなかった 今夜は本を読む気にならず
 
去年の初夏に作っておいた梅酒を出して見る 丁度いい塩梅になった琥珀色だ これでも飲んで早めに休むとするか
 
春の香りを乗せて先ず最初に咲く辛夷の花 そして小彼岸の派手に咲く可愛い花の夢でも せめて見れたらいいな
 
あああ悔しい 哀しい どこにもぶつけるところがないと言うのか
 
 
 
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