最良のいのちの糧

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最良のいのちの糧

 

 

明後日は立秋 

立秋に相応しいささやかな貴女へのおばんざいを用意し終えましたよ

それから深呼吸して 約束していた高村光太郎の『僕等』を読みましたよ

光太郎・智恵子のように いのちを惜しんで生きてまいりましょう

道草先生から祝辞に添えて 井上靖の詩を贈って戴きました

どなたへも感謝のこころを決して忘れたくありませんね

共に手を携え 頑張りましょう 高みへ

 

 

                                    「愛する人に」   

                             井上 靖 

               洪水のように、
               大きく、烈しく、
               生きなくてもいい。
               清水のように、あの岩蔭の、
               人目につかぬ滴(したた)りのように、
               清らかに、ひそやかに、自ら耀(かがや)いて、
               生きて貰いたい。

               さくらの花のように、
               万朶(ばんだ)を飾らなくてもいい。
               梅のように、
               あの白い五枚の花弁のように、
               香ぐわしく、きびしく、
               まなこ見張り、
               寒夜、なおひらくがいい。

               壮大な天の曲、神の声は、
               よし聞けなくとも、
               風の音に、
               あの木々をゆるがせ、
               野をわたり、
               村を二つに割るものの音に、
               耳を傾けよ。

               愛する人よ、
               夢みなくてもいい。
               去年のように、
               また来年そうであるように、
               この新しき春の陽の中に、
               醒めてあれ。
               白き石のおもてのように醒めてあれ。

 

明後日から 新しく僕等の生活が始まります

女人高野・室生寺の十一面観音菩薩さまに

皆さまとともに幸せでありますようにと 深くお祈り致しましょう

 

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