高柳佐知子先生の『小さな筐展』についてのお知らせ

 

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        高柳佐知子先生の『小さな筐展』についてのお知らせ

 

 

 

 今から30年前に出版された高柳佐知子先生の絵本「エルフさんの店」(1976年刊)と「トウィンクルさんの店」(1977年刊)は、両方とも幻の名著になっていたのですが、今年7月1日に多分多くの要望に応えられて、何とこの二つの本が合本され、新しく『エルフさんの店』としてフェアリー書房から発行、亜紀書房から発売されていました。僕は思うところがあって少々まとめて会社の近くの旭屋書店で求めましたが、今日「FUKKAN」の特別催事案内として、このお知らせがメールで舞い込んで参りました。そこで急遽この記事を書こうと思い立ったのです。この本はまるで夢のような本になっていて素晴らしい本です。ここでいつも話題にさせて戴いている亡き母の絵本のお婆ちゃん先生に申し上げたところ、あの時お婆ちゃんったらどんなにはしゃいで歓んでくれたことだったでしょう。早速絵本の会のお仲間に、皆さんへお薦めになられたようです。『エルフさんの店』まるで「赤毛のアン」の空想の世界に紛れ込んだような錯覚を覚え、本当によく出来た本なのですから。

 ところで今回、高柳佐知子先生の『高柳佐知子 小さな筐展』が12月15日から25日まで、京都市左京区の文社一乗寺店の書店コーナーで開催されるようです。その詳細は、今回の企画・プロデュースをご担当されたお馴染みのHayakawaさんのブログにご案内が詳しく出ておりますから、僕はこの記事ではこれにて展示会の詳細は終わりましょう。そして僕は、出来れば妻や杏とともに16日に会場へお伺いする予定でおりますが、『エルフさんの店』の中の65ページにある「小箱屋○ヒースさん店」の、あの絵のようなまんまで開催されるようです。今からワクワクドキドキしていますが、オトコの僕が少女チックじゃないかと言われるかも知れませんが、僕は僕なりにトコトン楽しんでいるのですから、それでいいのです。実は・・・・・・・・。

 

アメリのお店

  パリ・ヴァンサンヌにお住まいのMiyokoさんより頂戴した映画「アメリ」のモンマルトルのカフェで クレーム・ブリュレが思い出されます

 

 

 函・箱・筐、何でもその言葉を聴くと直ぐ反応してしまうのは、映画「アメリ」の重要な部分を思い出すからです。ダイアナ妃の突然の悲報を聞いて、アメリは驚いて持っていた化粧水瓶の蓋を落としてしまう。そしてアメリは転がった先のバスルームのタイルの中から小さな箱を発見します。その中に入っていたのは、多分どなたにでも思い出があるはずの、子供時代に大事にしていた宝物が入っている小さな小箱でした。何とかしてそれを本人に返そうとします。アメリは時に探偵、時に国勢調査員になりすまして、漸くアメリの部屋の前の住人を探し出します。ところがアメリの部屋を去って50年も経っていることなので、すっかりオジサンになっていたドミニク・ブルトドーにたどりつくのですが、手管を使って公衆電話にブルトドーを誘い、その中にさりげなく宝物の小箱を置いて立ち去ります。ブルトドーは「天使が奇跡をくれたぁ~~~」と歓んで、傍のバーに入ると、隣にはアメリがいました。ブルトドーはコニャックを片手に持ちながら、「人生って実に不思議だなぁ、俺には既に孫のリュカもいるってのに逢いにも行けやしないや。でも自分が宝箱に入る前に、一度は行って逢って来よう」と歓喜しながら涙ぐんでいるのでした。にこやかに微笑み幸せそうな隣のアメリ。アメリは橋を大手を振って渡りながら「人生って単純で何て素晴らしいのぉ!!」と、一層胸を張り大股で歩いて、今度は人に歓ばれることを趣味にして行くのでしたが、その先はまだまだたっぷりと楽しめる場面が続きます。実に機智に富み、観ている僕らにさえ幸せにしてくれるアメリで、実はここが僕の最も好きな場面の一つなんです。

 今回のHayakawaさんプロデュースの『高柳佐知子 小さな筐展』は、エルフさんの夢のようなお話と感動と、しがないブルトドーにでも人生って不思議な素晴らしさがあるんだなぁと誰もが魅了される素晴らしい展示会になりそうな予感がしています。きっと宝物の小筐になるように、高柳佐知子先生もアメリ以上に「人に歓びと幸せ」を与える御方なのでありましょう。高柳先生!Hayakawaさん!おおきに!

 

 

 ( 追記 ; 色々ご心配をお掛けしております。膝痛と腰痛と仕事の追い込みとで専ら苦闘奮戦中であります。思いも掛けないような御方からもたくさんメールを頂戴致しますが、いまだどなたにもお返事が出来なくて頗る恐縮で気の滅入る思いでいっぱいで御座います。多分来週の月曜日か火曜日には一応一段落することになりましょう。皆さま方の熱きメールの内容は「続けて」と、「記事だけ時々アップして」と、「大事の前の小事で止むを得ずお疲れ様」とか、反響は様々で御座いますが、でもお陰さまでたくさんの勇気と元気を頂戴致しています。愈々今月で終わるのかと思うと、勝手ながらただ無性に淋しく、又書きたくなる気持ちが湧き上がってえらく困窮しておりますが、夜の眼も寝ずに、心身の疲労と痛みと耐えながらでも、出来るだけ書かせて戴こうと我侭気侭にしております。多分新年のご挨拶が最後一文となりましょう。どうか今しばらくお見苦しい記事ですがお許し戴きたく心からお願い申し上げます 尚プロフィール欄で突然びっくりされたことと存じますが、このブログの登録名が、今度のアップバージョンではそのまま必ず出てしまう仕組みというのですから、MSNではこのような変革期に、どう変わるのか事前にユーザーには一切知らされておりません、今回登録名が、偶々ご本名のままの人でしたら、今頃はきっと大変なことになっているでしょう。僕の名前は『興津直鷹(おきつなおたか)』となっておりますが、以前どこかで何かの折に使ったペンネームでした。知る人ぞ知る僕の本名は、Ryuがキーワードの、今までのままの名が本名です。これも大変失礼をしたことでした!いずれにしましても今回も本名を名乗っていなかったことが幸いしてよかったような格好になりましたですが、ネットの世界を全く信じない男の自己防衛本能というか、淋しい心根というか、よるべない哀しい帰結のようであります。ここを〆なければならない理由もそんな詰まらない悲しみが一因かも知れませぬ。あなたさまとだけは、決してネットで逢いたくなかったという御方はたくさんおいでですから。ブログを閉めて、そこの水を打った路地(ろーじ)か、木々爽やかな散歩道か、花咲く植物園か、雲や風を直接感じられる川の土手の上か、ありふれたその辺のカフェかなんかで、フワリと、先ず最初にご対面してお逢い出来たら、どんなにいいのにと、心から念じております。皆さまお忙しない師走の折、お身体にはくれぐれもお気をつけお過ごし下さりたく!では )

 

 今日のBGMは Sarasate(サラサーテ作曲) 『Cpermity』

 

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