高尾 サクラ保存林 花そうそうと華やぎたり

 

 

 

 

          高尾 サクラ保存林 花そうそうと華やぎたり

 

 

  JR高尾駅北口にあるサクラの保存林に行く。新人研修を兼ねてで、園内には全国から集められた350種以上の様々な櫻が展開し、兼六園菊櫻や弥彦櫻など希少価値の高い樹も多く、一山で一斉に咲く櫻の山ではない。日本にある櫻の種類全部を網羅していると言っても過言ではない。山の中に、自然に自生しているかのように色々と工夫されていてるのがよく、四月一ヶ月間どこかで何かの種類の櫻が咲いているという風である。早咲きの櫻は既に散っていたが、徐々に順番に咲いてゆくのである。僕が好きな市原虎の尾や仙台匂や太白など、まだ蕾が硬く、そんな風情が堪らなく恋しくなるのである。都心では染井吉野が既に散り始めているが、ここ高尾の保存林や山櫻満載の奥多摩湖などは都心より気温が低く、一週間から十日ぐらいは遅く咲き出す。園内に売店や食堂などそんな類のものは一切なく、実にノンビリと歩けるので、リハビリの僕には打って付けの場所である。春本番櫻の薫りが豊かに漂い、辺り一面に静かに花が流れる花の音楽が奏でられていた。希代の櫻守・笹部新太郎翁も、この櫻山設計に加わった経緯から、さすが櫻の配置である。元は林野庁の直接管轄のお山であった。今は独立行政法人『多摩森林学園』が主に関わっている。以前より一般開放されている部分はかなり広がっていて、多分東京ドーム二個か三個分だろうと思う。無論一般に開放されていない櫻の実験林も隣接されているが、年老いた方もユルリと歩けて、僕の大好きな櫻山の一つである。今日は出来るだけ多く写真を掲載し、その雰囲気だけでも感じて戴ければ幸いである。さぁ古びた日本家屋の高尾駅舎から、一直線の徒歩で10分、春風に揺れながら・・・・・。(但し入園料は、この時季だけ普段の倍額で400円)

 

  <保存林内 歩くコースは決められている>

              CIMG1882 の補正    CIMG1883 の補正    CIMG1892 の補正 

         CIMG1894 の補正    CIMG1895 の補正    CIMG1897 の補正 

          CIMG1900 の補正    CIMG1901 の補正    CIMG1902 の補正 

                CIMG1921 の補正    CIMG1909 の補正  CIMG1910 の補正 

                CIMG1912 の補正    CIMG1913 の補正  CIMG1914 の補正 

                CIMG1915 の補正    CIMG1919 の補正    CIMG1920 の補正  

                CIMG1923 の補正    CIMG1924 の補正    CIMG1907 の補正 

                CIMG1930 の補正   CIMG1932 の補正    CIMG1927 の補正  

                CIMG1941 の補正   CIMG1946 の補正   CIMG1948 の補正   

                CIMG1952 の補正    CIMG1954 の補正    CIMG1959 の補正 

                CIMG1960 の補正     CIMG1964 の補正    CIMG1968 の補正

                CIMG1971 の補正    CIMG1972 の補正    CIMG1982 の補正

                CIMG1983 の補正    CIMG1987 の補正    CIMG1989 の補正  

                CIMG1993 の補正    CIMG1999 の補正   CIMG2001 の補正  

                CIMG2006 の補正    CIMG2009 の補正    CIMG2013 の補正

                CIMG2015 の補正    CIMG2021 の補正  

 

  ここは森林として立派に機能している。櫻の海にはならないけれど、櫻だけが突出するようではいけないと、僕は思う。福島にある「花見山」のような観光目当てのような存在の仕方は決して好ましくない。今や花見山ツアーをする観光バスさえあると聞く。いいのかどうかは分からないが、本来の櫻山は、自然とともにあらねばならぬ。そして森にはちゃんと手を入れるべきで、雑草がただ生い茂るようでは立派な森林とは言えず、櫻は他の樹や雑草や幽谷なる森の中にあってこそ生きるということであろう。鳥が運んで来たかのように植樹し、天然自然と一体であるべきであろう。それにしても今の日本の森林は荒れ放題で、いつか見た木曾檜や北山杉のように、人の手が入っていてこそ当然なのである。アマゾン流域の森林を、凄いスピードで伐採させて、日本の住宅産業界が買い占めている。値段が安いというだけで何たる醜悪なことか。戦争と同じぐらい恐ろしく、ただ厭きれるばかりである。日本には既に美林は少なくなっているが、お伊勢さんの遷宮や法隆寺のような古寺の材料にする樹木が極端に少なくなっている。僕たちの櫻山計画は千年後の日本を見据え、そのことと全く無縁ではありえない。僕が尊敬してやまない西岡常一さんのような「木のこころ」の真情を持ち続けたい。欲しい木を買うなら一山を買えと言った西岡師の心根が僕の深遠に残ってしかたがない。この高尾のサクラ保存林を協力して作って下さった笹部新太郎翁の清らかな心も決して忘れてはならない。

(MSNブログのサーバー容量の都合で、これしか写真をアップ出来ませんでした。尚相変わらず下手糞な写真で恐縮致しますけれど、お持ち帰りはどうぞご随意に!

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