二人のケイト

 

 

映画「愛を読むひと」 パンフレットから  ケイト・ウィンスレット

 

 

 

       二人のケイト

 

 

 東京も梅雨が明けて、愈々夏本番であり、七月中旬にじっとして都内にいることは普通考えられないことである。だが膝を骨折した去年の春から、今日まで何かと不都合なことが多く、殆ど旅に出られないでいる。博多の「祇園山笠」や 京都の「祇園祭」、「厳島管弦祭」、「出羽三山花祭り」、「那智の火祭り」、「白山奥宮大祭」、「遠州・大念仏」、そして戸畑や成田山や佐原や松坂や江津や津和野や山口や須坂や中津など、京都を頂点とした祇園さん系の御祭が各地で多彩に行われているからで、家族のために、どんなに健康体がいいのか、強かに思い知らされている。夏祭りの前半を飾るに相応しい行事でテンコ盛りなのであり、とっても気が急いて堪らない上、三月末に購入した岐阜県にある櫻山予定地の三つの山も、まだ行っていない状態で、何とも厄介なことである。仕方なく、このところ父とプールでリハビリに専念しているが、僕の昂ぶる心を落ち着けるのに、どうにか沈静させるのに躍起にならざるを得ない。(実は親不孝にも今までは、お盆の時実家に帰ることが少なかった)

 そんなことだから、先日は杏を叔母に頼んで、一人で業と博多祇園山笠祭の正装である長法被などを着て博多帯をきりりと締め雪駄を履き、映画「劔岳 点の記」や、「愛を読むひと」を観に行った。自宅ではケーブル・テレビで流される過去の映画「セルピコ」、「ヒート」、「イングリッシュ・ペイシェント」、「エリザベス」、「恋におちたシャイクスピア」、「エグニマ」、「海辺の人」、「モンタナの風に吹かれて」、「アイリス」、「アビエイター」など、時間があるだけ片っ端から観て、何とか凌いでいる(時間的に無理な場合はビデオにて)。無論それらのうちで最優先は、娘・杏との生活であり、杏本人は分かっても分からずとも、童話を読んで聞かせたり、絵を一緒にグジャグジャに描いたり、音楽を手当たり次第かけて聞かせることも重要視しており、見よう見真似の子育てごっこに少々苦戦しつつ、夏休み前で資料蒐集に忙しい母親に代わり、せっせと家事に精を出している。来月末か再来月前半が臨月にあたる妻は、自身で抱えた課題の大きさに、体調を充分考慮に入れながら懸命に踏ん張っているようである。オフィスとの遣り取りは日々重要で、欠かさず連絡を取り合っている。専務理事がしっかりしてくれているから、今のところ何の心配もないが、決済事項だけは自身でしなければならない。そして13日にお盆に入った実家や自宅では、本日16日送り盆をしなければならない。無論夕刻には皆で実家に行き、送り灯を点す予定である。何かと慌しいのだが、僅かな時間を得て更新したい。

 今回観た映画の感想を詳細に書きたいのは山々だけれど、寸暇に書ける内容として、「二人のケイト」と言う話題でお茶を濁したい。案外皆さんの中には、二人のケイトをゴッチャにしている方がどうも多いようである。つまりケイト・ブランシェットケイト・ウィンスレットという二人の偉大な映画女優のことである。人相も似ていないし、これぞれの個性も違うのだけど、何故か、「ケイト」という発音だけで二人をごっちゃにしてしまうことが多い。端的に二人の大女優の違いを表現すれば、ケイト・ブランシェットは映画「エリザベス」で、ヒロイン・エリザベス一世になって一躍有名になり、ケイト・ウィンスレットは映画「タイタニック」で、ヒロイン・ローズ役で、時の人になったと言えばいいのだろうか。全く違う女優なのに、時に間違えられるのは、ご本人にとってきっと不本意に違いない。でも経歴の中で共通している部分が多いのも事実で、方やブランシェットはオーストラリア出身で舞台女優としても名高く、ウィンスレットの方は元々が英国育ちで、イギリス演劇を主たる舞台にして育って来ている。つまりシェイクスピア劇とは無縁ではなかったのだ。演技の基本をシェイクスピア演劇においてあったところから、何処か二人の馨しさが似ているのかも知れない。二人ともアカデミー賞にノミネートされる常連で、今回ウィンスレットのほうは、「愛を読むひと」によって第81回アカデミー主演女優賞を獲得した。ブランシェットだって負けていない。暴君ヘンリー八世から引き継ぎ、英国テューダー王朝家最後の女帝として君臨したエリザベス一世を演じた時の凄みは決して忘れることは出来ない。哀れな少女から次第に成長し、権威を高めて行ったあのメーク・アップや、相応の演技は物凄いとしか言いようが無かった。生涯独身を通し、ローマ・カトリックから分離独立し、イギリス国教とした手腕や、当時脆弱だった国内体制を、スペインやフランスからの圧力に屈することなく、一時期の黄金時代を築き上げた女帝を見事に演じ切ったのだった。この二人のケイトは実に楽しみでならないし、今後ともお二人の女優に是非注目して行きたいものである。

 

 ケイト・ブランシェット(ウィキメディアより)  ケイト・ブランシェット主演「エリザベス」

ケイト・ブランシェット(本名はケイトではなく キャサリン) 彼女の演ずるエリザベス女王の凄み 最高だった

 

 

 映画「愛を読むひと」と ケイト・ウィンスレット 共演のレイフ・ファインズ 最上質の無償の愛を描き切っていた

 

 そして僕は、男優なら「愛を読むひと」でマイケルとして出ていたレイフ・ファインズと、「恋におちたシェイクスピア」のジョセフ・ファインズ、この男優二人の兄弟の大ファンである。無論ハリウッド・スターのアル・パチーノも大好きであるが、女優陣と共通して言えることは、イギリス演劇界、或いはNY演劇アカデミーの出身者であるからだと思う。演劇界で鍛えられた俳優がもともと好きだった。過去の俳優で最も凄かったのは、ローレンス・オリヴィエであり、ピーター・オトゥールであり、アメリカ演劇界出身のオーソン・ウェルズであった。何故そうなるかと言えば、精神的な部分の演技が出来ないと実に不満が積もるからであり、見た目では決して好悪は決めない癖がある。僕は内的演技力を最も重視するように思われてならない。因みに、上記二人の女優の他に、密かに大好きな女優がいる。「イングリッシュ・ペイシェント」や「海辺の家」で主演したクリスティン・スコット・トーマスである。彼女もイギリス演劇界で鍛えられ、その精神性の演技が凄い。余りにも素敵な彼女だから、彼女が出ている映画のDVDは殆ど持っているほどである。「演技」とは、その役柄が持つ精神性まで表現し得てやっと満点なのだろう。オトコのような名前のクリスティン・スコット・トーマスさんは、我が妻が、中年になったとしたら、きっとあんなような雰囲気の人になるに違いないと内心、半分自慢気に思っているからでもある。

 日本映画では実は、寅さんにではなく高倉健さんにしか興味がない。彼が醸し出すオトコの切なさは、僕を震わせ泣かせるからである。「君よ憤怒の河を渉れ」、「幸福の黄色いハンカチ」、「夜叉」、「居酒屋兆治」、「駅 STATION」、「あ・うん」、「四十七人の刺客」、「鉄道員(ぽっぽや)」、「単騎、千里を走る」、「八甲田山」など、大好きで何度も観ている。DVDが擦り切れるほど何度観ても観飽きることがない。特に「駅 STATION」では、倍賞千恵子が演ずる飲み屋の女将と、NHK紅白歌合戦で八代亜紀が歌う「舟歌」を聞いている。あのしみじみとしたオトコとオンナの場面が大好きだ。「居酒屋兆治」では、焼き鳥の串刺しをしている健さんの横顔が実にいい。不条理な世界でも懸命に実直に生き、耐えに耐えて、最後は果敢に悪に対して大爆発する。日々ストレスを抱えて生きている僕たちがスカッとする瞬間であり、大なる勇気を与えてくれる健さんだ。降りしきる雪の場面、北海道の大地、黒いとっくりのセーター、いつも出て来る色んな形のボストンバッグ、渋い表情、グッと抑制されたオンナへの思いと優しさ、引きずる過去へ哀愁、現実から決して逃避しないオトコらしさ、あああ堪らない、堪らない限りで、まったくフィクションか実像か殆ど区別出来ないで可笑しくもある。元妻であった江里チエミの命日2月13日には、今でもたった独りきりで早朝お墓参りに行っていると言う。お酒は下戸で、専らコーヒー通としてよく知られている。他の男優では、寺尾聡に多少興味を持っている。

 日本映画の女優さんとしては岸恵子栗原小巻浅岡ルリ子、そして何と言っても夏目雅子が大好きであったが、無念かな夭折され、我が「櫻忌」で毎年お祈り申し上げている。美人薄命の典型だろうか。意外に吉永小百合は好きになれないんだが、どうしてなんだろう。若手女優さんでは、深津絵里さんや蒼井優さんがいいかなぁと思っている。

 咽喉から手が出るくらい、上質な愛の映画「愛を読むひと」をいっぱいお話申し上げたいのだが、今日はホンのサワリ程度のご紹介だけに留めておくべきか。木村大作初監督の映画「劔岳 点の記」は、リハビリしながら、或いは今回のお盆で、我が父とどのくらい話し合っただろうか。何と言っても原作者の新田次郎が素晴らしい。自然の中でちっぽけな存在でしかない人間、それでも必死に目的に向かって生きる人々の群像を豪快なタッチで描かれていた。父は山の美しさと厳しさの両面を語り始め、なかなか終わりそうになく、この映画をきっかけに大いに楽しんでいるようである。もっとも、僕も父から更に多くの山の話を聞きたいと念願しているが、さてっと杏と妻を連れ立って、そろそろ送り盆の実家に帰る支度に取り掛かろうとするか。

 

 

 初監督らしくセリフ工夫や間などで 会話の緊迫感に欠け 映画はやや物足りないが 

映像としては2年に渉る実地のロケハンだったらしく 強烈なインパクトがあって 充分に満ち足りていた

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二人のケイト への6件のフィードバック

  1. 道草 より:

    京都は大して雨は降らないのに、梅雨明け宣言は未だです。そのためかどうか、昨夜の宵山は暫し小雨に見舞われ、人出は昨年より6万人減の38万人とのことです。今朝方も少し雨模様で、山鉾巡幸はどうなりますか。毎年、この前後は雨が降ることが多いようです。大体が俄か雨で直ぐに止むものの、昨年も出足を挫かれた感がありました。硯水亭家のお二人が見物されたのは一昨年でしたか。そ折りは、日頃のオコナイの効果が新かで快晴だったと記憶していますが。ご推奨の二人のケイトは、現在の実力派のトップを争う女優というところでしょうか。若いウインスレットの方がやや厳しい雰囲気のイメージがありますが。私は最近は映画はさっぱりの状態に陥っております。硯水亭さんのタフネス振りには脱帽です。私は、どの俳優がどうかの好みはあまりなくて、出演映画の内容の良し悪しで評価していました。無名でも優れた作品に出たなら惹き付けられ、有名でも下らない作品に出れば見放したり、とそんな気侭な観方でした。振り返りますと(お忙しいでしょうから、お読み捨て下さい)フランソワーズ・アルヌール(ヘッドライト)/ジーン・シモンズ(大いなる西部)/グレース・ケリー(裏窓)/ジュリエッタ・マシーナ(道)/アリダ・ヴァリ(第三の男)・・・等々印象的な女優は多々おりました。男優は、硯水亭さんの挙げておられるオリヴィエ/オトゥール/ウエルズ以外では、マックス・フォン・シドウ(第七の封印)/アンソニー・クイン(道)/シャルル・バネル(恐怖の報酬)/トレバー・ハワード(逢引)/リチャード・ベースハート(道)・・・等々これも数えれば切りがありません。日本の俳優はどうでしょうか。やはり出演作品次第に思えます。ご推薦の高倉健は、「駅」のあの場面は中々のものでした。三船敏郎を推しますが、監督によって相当バラツキがあります。黒沢作品では豪放な役から繊細な役まで見事に演じていましたのに。女優では桂木洋子・香川京子が贔屓でした(笑ってはいけません)。吉行和子もイメージが好きなタイプです。その他では、佐久間良子(五番町夕霧楼)/栗原小巻(忍ぶ川)/田中裕子(天城越え)・・・等々大勢おります。最近の女優では、お勧めの蒼井優はかなり注目度大ですネ。折角の記事に対して、何かナツメロ映画の感になってしまいました。最近の私は推理小説ばかりに関わっておりますので、不徳の致すところをどうかご容赦下さい。「剣」は近々に観る予定をしております。それよりも、奥様がクリスティン・T・トーマスに似ておられる(似られるだろう)とは凄いではないですか。加えて、子供さんはどんなに素敵になられるか。ご一家の楽しみは絶えないことと思います。今日は四条まで所用で出向く予定なのでが、少し時間をずらそうかなとど、邪道なことを考えております。

  2. 文殊 より:

         道草先生 このような我が侭気侭な記事にお付き合い下さって、何て御礼を言えばよいのでしょう。本当に心から恐縮しています。ホンマの話では、京都に行きたくて行きたくて、心はいつもパタパタしていますが、妻は常に冷静でして、今自分は何を為すべきか、自らに問いかけつつ、日頃研鑽に明け暮れているのが正直な部分です。また今回の赤ちゃんは大分乱暴者らしく、お腹をボコボコ蹴飛ばすのですが、様々な身体的苦痛をも、妻は頑張ってしのごうとしています。従って、春の仙洞御所や吉野行き、そして今回の杏お祝いのサクランボ狩り(実はお爺ちゃんお婆ちゃんの希望)の他には、リハビリやオフィスや病院などに行く程度で、全く動こうとしておりません。それが、あなたをしばっているようで嫌だから、是非独りで、気侭に映画に行ってとの妻の申し出を、ただボンヤリと有難く受けて行ったものでした。テレビで観るよりやはり映画は素晴らしかったですねぇ。久し振りに堪能致しました。 「愛を読むひと」は現在世界中で大ヒットしている小説の映画化です。ドイツ人の法学者が書いた作品で、日本語訳では「朗読者」になっています。作者ベルンハルト・シュリンクは素晴らしい感性の持ち主で、小説内にたくさんの本が出て参ります。何故主人公のミヒャエルは、ハンナに弁護をしなかったのか、様々な憶測がありますが、読者に委ねることを選んだのです。美しい母親ほど年の離れたハンナに、何故本を読んで聞かせなければならなかったか。小説では、強かに感動したものです。(新潮文庫 税込み514円) 映画ではミヒャエルはマイケルとなっていますが、ハンナはそのままで、映画も素晴らしい出来でした。ナチの原罪をどう受け止め、どう解釈し、そして今後の人類の生き方を示唆するような作品です。ハンナには全くこの通りに、ケイト・ウィンスレットしか適役はいないと思われ、又ハムレットそのもののようなマイケルは、レイフ・ファインズしかいないと、僕も確信致しました。本当に素晴らしい映画となっています。でもこの種の映画は流行らないのでしょうね。それが残念と言えば言えるのでしょうか。映画「劔岳 点の記」も新田次郎の小説を読んでから観に行ったこtぽになりますが、あれだけの労力と努力があったら、もう少しましな出来であってもよかったかなと、映画としては大変残念だったことを正直に申し上げておきましょう。但しあれだけの俳優たちを二年間もひっぱり続けたのですから、四季折々の美しさと、自然の持つ峻厳な怖さが実に充分に映像化されていたと言えるでしょう。 さすが先生はたくさんの俳優さんや女優さんをご存知で、嬉しくなります。昔日の映画は、今でも語り継がれるように素敵な映画がなんぼでもありそうですね。海外のも日本の映画も、丁寧さが全く違っているようで、僕が言うのも変ですが、昔日の映画がひどく懐かしく、しっかり作られていると思います。溝口健二なんか、さっぱり古くありませんものね。現在でも、ケーブルテレビで懐かしい映画を、毎日放送していますから、先生が仰っている俳優や女優さんも、多分観ている方々が多いと思っています。トレバー・ハワード出演の「逢引」はごく最近テレビで観ました。渋くてよかったです。グレース・ケリーも忘れてはなりませんね。先生の仰って戴いた俳優や女優さんの顔が浮かんで参ります。「カサブランカ」のハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマンの愛の名作も素晴らしいと思います。そして何よりもチャップリンの映画も映画王らしい名作ぞろいでした。ジェームス・ディーンも忘れられません。映画「ドクトル・ジバゴ」に主演したオマー・シャリフは、「アラビアのロレンス」で黒の酋長になっていましたね。同映画に出たジュリー・クリスティも素敵でした。あのデイビッド・リーン監督は、「ライアンの娘」でもそうでしたが、大画面を駆使して素晴らしい作品を多く遺した方だったと思っています。 日本映画では、確かに確かに佐久間良子や香川京子や田中裕子や吉行和子も素敵で素晴らしい方々です。先生のお薦めされる方、何故お薦めなさるのか充分理解出来ます。映画は幾ら古い映画でも、そうそう作品として過去のモノにはなっていないと、僕は信じています。先生とお逢いしたら、映画のお話だけでも最低三日間は掛かりそうに思っています。 普通は小説より映画がいい場合は殆ど少ないのですが、小川洋子の「博士の愛した数式」(映画では黒澤門下生の小泉尭監督が、阿弥陀堂便りの後撮っています)や、今回の「朗読者」(=「愛を読むひと)が、小説に負けないぐらい素敵で、映像の利点を生かしていたと思いました。今日は本祭りですから、一切邪道ではないでしょう(微笑)。きっと素敵に楽しくお過ごし下さりたく、心から感謝しつつ。

  3. 良枝 より:

    普賢 文殊さま日本人の女優さんで私がお気に入りなのは朝ドラのたべちゃんです。なんだか、犬みたいな不思議な顔と、なんだか不思議な味わいにがちょっと引っかかってます。奥様が、大好きな女優さんに雰囲気が似ているなんて。羨ましいですねぇ 笑蛇足ですが、私は日常、小沢真珠に似ているとよーく言われます。(似てませんけどね。)男性で気になるのはふっくらとした柳楽君。なんだか、太ってものすごく色っぽくなった気がします。太っちゃったのはあまり評判が良くないみたいですが 苦笑私はイイと思います。あぁ、ドラマに出ている神木君も大きくなりましたね。子役は大人になるのがはやい気がします。アルパチーノのフェイクは見ましたか?わたし、あの作品の最後が大好きなんです。まだだったら、お暇見てつまんでみてくださいね 笑

  4. 文殊 より:

         りんこしゃん たべちゃんかぁ まぁ素敵な若いいい子ですネ。でも当家では「つばさ」は高畑淳子が出て来たあたりから観なくなりました。勿論、当家の大事なお姫さまの希望でもあったのですが、僕は偶に観ます。あの暴風シーンだったかなぁ、その前後のお話は好きですね。 役者さんでは手塚里美さんとか、社長の宅間孝行さんや、幼馴染の大谷翔太君が好きです。役者さんや、映画は、人それぞれでして、映画の話題を書くと、突然入場者が少なくなります。でも僕は書きたいモノしか書かない方針ですので、誰がどう言おうが、全く頓着していません。たべちゃんは多分強烈なラブシーンなどの洗礼を受けてから、大きく成長するのでしょうが、今はまだまだだと思っています。 ええええ、シンジレナァ~イ!小沢真珠に似てるなんて、だってそうでしょう、あの人きつそうだし僕はそれほど好きな女優さんではありません。りんこしゃんはさしづめ夏目雅子かなぁ、僕にしてはね。柳楽クンは優弥クンだよね、彼の主演した映画「誰も知らない」はショックでしたね。だってね、彼の眼は物凄くパワフルなんですもの。包帯クラブも印象的だったかなぁ。とにかく彼は数年したら、凄い役者さんになるのでしょう。あの子、そんなに太ったの?これもまたシンジラレナァ~イです。まだまだ未発達の子で、行く末を見据えていたいのに。 神木隆之介クンは、確か「DR,コトー」で出てたような気がしますが、よく分かりません。でもりんこしゃんが推薦するぐらいだから、きっとハチャメチャをやりながらでも、きちっとする生きる人でしょう。子役の方々は多分大変だろうと思いますね。本人自身の人生観も、年とともに変わることだしね。 勿論アル・パチーノの「フェイク」を観てますよ。「フェイク」ではアルが渋い演技を魅せています。あれって実話なんですよ。ジョニ-・デップが演じるFBI潜入捜査官がいたでしょう!その対決といい、最後の苦悩するレフティとの対決は凄まじいものがありましたね。これも最近有線放送テレビで観たばかりでもあります。 りんこしゃんの映画の趣味は、よりマイナーなモノへと知ったような気がしています。マイナーなものは、それはその存在はまったく疎かに出来ません。でもアカデミー賞はいかにもアメリカ的で、そんなに好きではありませんが、それはそれで権威があるものと信じています。いつか日本映画がアカデミー賞を獲得することを密かに夢に観つつ!

  5. ヴィオレ より:

    おっと、「愛を読むひと」を観に行きたいと思っていたことを忘れていました。これで思い出させていただきました。ケイト・ウィンスレットの匂い立つような上品な美しさが、切なさを際立たせているんでしょうね~。あぁ、行かなあきませんね。クリスティン・スコット・トーマスさんという女優さんは、初めて知りました。奥さまに似ておられるというので興味を持って写真を見てみましたら、なんて愛らしく知的で心のきれいそうな方でしょう。思わず目尻と眉がさがってしまいました。文殊さんはお目が高いですね!なんて☆

  6. 文殊 より:

    ヴィオレさま 「愛を読むひと」は出来のいい素晴らしい小説に匹敵します。漫然と映画の筋だけを観たら、何と退屈な映画に見えるでしょう。けれどこの映画の凄さは、結論を観客に委ねることだと信じます。あのナチの裁判で、ハンナはすべてを被ってしまいました。それをハンナは無知蒙昧の文字が読めない人で、とてつもなく貧しい女性になっているのです。 だから本を読んでくれる人が何としても必要でした。車掌から、内勤の人になる時彼女は忽然と去ってしまうのです。読み書きが出来ないからです。貧乏な暮らしで、幾ら文字が読めなくとも、彼女には大いなるプライドがあったのでしょう。マイケルはそれを察して、手助けは殆どしませんでした。でも禍根が残ったのは当たり前です。ハンナが出所直前で自殺します。 あれは何だったのだろうか、終戦を迎えたドイツ国民の代弁者として、あの作者はあったと思います。筋書きだけでは全く足りないことでしょう。筋書きに、半端な部分に多く、その語りがあったと思ってます。 小説では仔細に描かれていますが、近年こんなに充実した映画を観たのは、何か久し振りのような気がします。ホロコーストやナチの残像や、多くの歴史的なことが出て参りますが、これはまさしくピュアな愛の物語なのでしょう。ケイト・ウィンスレットも、レイフ・ファインズも実に適役で、本当に素晴らしい映画でした。まだまだ僕には興奮が醒めやりませぬ。 五千年の人類の歴史だけではなしに、釈迦が言った弥勒菩薩に託した46億7千年後の、人類の歴史をもかんじられました。その永さからしたら、実際に小さな出来事だったかも知れません。ナチだって、ドイツ国民の解放に躍起だったのですから。そしてこの映画は単にナチの話だけではなく、人類すべてに共通し有していることなのでしょう。 本当に感動しました。どうかチャンスがありましたら、是非御覧頂きたく存じます。今夜は予想もしないおいでを戴き、心から感謝申し上げます。僕は、遅くなっても、きっとパワーになれることを信じています。貴女も是非体調に気をつけて頑張って下さりましね!

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