京都・大原 ベニシアさんの手づくり暮らし 『猫のしっぽ カエルの手』再放送のお知らせ

 

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       京都・大原 ベニシアさんの手づくり暮らし

     『猫のしっぽ カエルの手』 前半部分の全篇再放送のお知らせ

 

 原爆慰霊祭や終戦記念日や、旧盆がようやく終わって、やっとほっとしています。何かと皆さまも気忙しかったことでしょう。ところでしばらくベニシアさんの新しい放送がないなぁと思っていたら、ベニシアさんだって夏休みなんだろうと、そう踏んでおりました。でも何と今週いっぱい、前半の全篇(Vol,1話~Vol,12話まで)を集中してアンコール再放送されると言う。何と言う嬉しさだろう。明日18日からNHK BSハイビジョン 102チャンネルで連日二話ずつ再放送される。17;00~17;30一話と、17;30~18;00まで次の一話である。このお話の全篇を通して言えることはベニシアさんを単なるガーディナーとしてだけではなく、約200種類のハーブを育てているハーブの女神としてでもなく、ひと言で表現するのはなかり難しい。でも生まれ故郷の英国流Principle(原理・原則或いは主義・主張)を決して曲げない強さを持った方であることは言うまでもない。一元的に「和」だけ求めるのは絶対になく、自分流の生活信条をしっかりと語り紡がれていることが殆どであり、その生活スタイルはひょっとしたら、私たちにも真似が出来るんではないかと思わせることに、より一層親近感を覚えさせてくれる。はっきりと申せばベニシアさんは根っからのナテュラリストであると言っても過言ではないだろう。当ブログでは最初放送になった全般の「京都・大原 ベニシアさんの手づくりの四季と暮らし」を放送と同じく題して取り上げ、その後生活の詳細にわたる「猫のしっぽ カエルの手」が放送されるようになった。そこで第一話は「『猫のしっぽ カエルの手』 京都・大原 ベニシアの手づくりぐらし Vol 春を呼ぶ水仙」を、放送に添ってここで書かせて戴いている。第二話以降全く取り上げていなかったので、予習・復習の意味を込め、今回なるべく全篇を詳細に、このブログに綴ることにした。『猫のしっぽ カエルの手』の題は、猫のしっぽとは(Cat tail=猫じゃらしとは赤い花のアカリファではない)日本全土に普通に見られるエノコログサではないかと思う。そしていつだったかご本人が言っておられた通り、『カエルの手』とは、紅葉の楓がカエルの手が広がっている状態みたいに見えると言う意味で、花木にはそれぞれ面白い名がついていると言う意味だろう。ベニシアさんらしいネイミングだと思っている。そしてこのシリーズの特徴は、先ずその時々の大原の風景が紹介される。毎回違った大原の美しさに圧倒され、それから各篇ごとにテーマがあり、そのテーマを言い得ているのが毎回違ったゲストで彩られていると言うことだろう。「Venetia’s Essay」や、「Venetia’s Gardening Essay」や、更に毎回ハーブを使った「Venetia’s Herb Recipe」の料理・スープ・ジュース・生活用品などが紹介なされ、いつも勉強になると言うことである。構成はいつもしっかり出来ていて、私たちを確実に爽快感に満ちた世界に誘ってくれる。明日の放送は「Vol 1  春を呼ぶ水仙」が17時からあり、その後引き続いて17時半から、「Vol 2  朝市の仲間たち」がある。明日以降の放送予定を、このすぐ下に掲載させて戴いた後、本稿で改めて(第二話)を詳細に書かせて戴きたく存じまする。尚今後放送予定の分も出来るだけ再放送に間に合うように、明日以降の原稿に改めさせて戴とう御座ります。

 

   <明日18日以降 ベニシアさんの番組再放送予定表>

   「Vol 3  春の摘み草」       8月19日   17;00~17;30   BSハイビジョン 102チャンネルにて

   「Vol 4  春を祝う」           8月19日   17;30~18;00      BSハイビジョン 102チャンネルにて

   「Vol 5  陽光に誘われて」    8月20日   17;00~17;30   BSハイビジョン  102チャンネルにて

   「Vol 6  古き良き友」               8月20日   17;30~18;00   BSハイビジョン  102チャンネルにて

   「Vol 7  風薫る庭」                   8月21日  17;00~17;30  BSハイビジョン  102チャンネルにて

   「Vol 8  初夏の里歩き」            8月21日  17;30~18;00  BSハイビジョン  102チャンネルにて

   「Vol 9  夏を迎えて」                8月22日  17;00~17;30  BSハイビジョン  102チャンネルにて

   「Vol 10  もてなしの心」            8月22日  17;30~18;00  BSハイビジョン  102チャンネルにて

   「Vol 11  雨の日を楽しむ」          8月23日    17;00~17;30  BSハイビジョン  102チャンネルにて

   「Vol 12  夏の大地の贈りもの」   8月23日  17;30~18;00  BSハイビジョン  102チャンネルにて

 

     「Vol 10  もてなしの心」 だけは、8月23日(日曜日) 19;30~20;00 ドイツ人尺八奏者のウベさんを招いた番組がある 103チャンネルで

 

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  <Vol 2  朝市の仲間たち> 8月18日17;30~18;00まで放送予定分 (尚第一話分は同日17;00~あります)

 相変わらず大原の美しい初春の風景が流れる。京都市の中心からクルマで1時間、平安の時代から京の隠れ里と呼ばれ、今でも豊かな時間が流れている。静かで穏やかな里の暮らしはベニシアさんの心を支えている。イギリスからインドを経由して日本にやって来てから38年、大原に住まいして13年、今朝も野鳥におもてなしの果実を木につけている。今日はどんな鳥がやって来るか、キッチンから見れて楽しみが始まる。だが鳥だけではない。多くの昆虫や蛇などがやって来る。中でも蛙さんは特別だ。害虫を食べてくれるからであり、化学薬品を使っていない庭だということを虫たちは一番よく分かっている。特にハーブには外敵がつきやすい。ハーブとは暮らしに役立つ植物のことで、元気に育つハーブたちから、料理に使ったり薬品として使ったりして、大いに元気を貰っている。ハーブと仲良しの小さな動物たちには特別に愛着が深い。

 日曜日に欠かさず行っている楽しみな朝市がある。色とりどりのパッチワークのようなスカートを穿いて、竹篭を背負い、自宅を出る。近所のご老人と気さくな挨拶。ベニシアさんは自ら率先して地元の人々に溶け込んでいるようである。ここでは誰もが永年の知り合いだったように、ごく普通に挨拶をする。そんな暖かい交流が大好きなベニシアさん。やって来ました「大原ふれあい朝市」。毎週日曜日の朝6時半から始まる朝市には遠方からもやって来る。伝統的な作り方で栽培される作物は評判が上々で、中にはプロの料理人もいる。作り手との会話が弾む。地元情報の交換も重要だ。朝市ならではの楽しみの一つである。特にベニシアさんが可愛がっている若夫婦がいる。渡辺雄人(ゆうと)さんと民(たみ)さんご夫妻だ。今朝も新鮮な出来立ての野菜が店頭を飾る。伝統的な方法で作られる京野菜は特別に元気いっぱいである。九条葱や水菜など、皆元気いっぱいで、こんな若い人たちが作るんだったら、日本にとってもよくなるんじゃないかと述懐するベニシアさん。渡辺ご夫妻の作る野菜たちは皆オーガニックで作られ、科学薬品で作られる野菜はない。渡辺さんご夫妻もベニシアさんのように大原を限りなく愛する人たちだ。大原の自然が好き。そして大原に来てから生き方まで変わったと言う。

 大学院で、農業経営学を学んでいた雄人さんは現場を知らなくてはと、学生結婚をした民さんから背中を押されて大原へ3年前にやって来た。最初は試行錯誤をしながら、畑で即食べる野菜の美味しさに感動していた。そんな美味しい野菜を直ぐ食べられる人は作った者でないと味わえないと言う。又民さんも味がしっかりしていると後に続く。2日3日経った野菜では味がちゃうと言われる。大事なことは自然と植物との対話だと、二人は学んだ。とても単純なことに真理があることも。伝統的な野菜を伝統的な方法で作る、その基本は土作りにあると信じられた。その日雄人さんは大原で土の上で飼う方法を取る鶏舎に向かった。鶏糞を分けて貰うためで、軽トラックで一台分の作業は重労働だが、苦労のし甲斐があると雄人さんは言う。鶏糞土壌は畑に撒かれていた。一番大切なことは優しい土を作ること、畑の土は文字通り大地の母であった。いい土を作ればミミズが歓ぶ。ミミズは更に良い土にしてくれる。土の違いが味に出る。おもしろい程、おそろしい程、初めての農業、初めての暮らし。渡辺さんご夫妻の暮らしは何とか軌道に乗って来た。それにしても勇気ある決断だったと回顧する。そんな雄人さんを後押ししたのは妻・民さん。民さんはベニシアさんの良き相談相手でもあった。この日の夕餉にはベニシアさん直伝の鱈のスープ、無論自家製の野菜入りである。二人の食卓は学生時代の雰囲気が漂う。気温と甘さからの関係性や、色の濃い薄い、歯ごたえのあるなし、毎日毎食が二人にとっては研究の材料であった。自然や植物と対話する、そんな畑の日々を二人は気に入っている。大原が益々好きになり、自分もその一部になりたいと願うようになっていた。そうした考え方は渡辺さんご夫妻だけではなかった。

 

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   <Venetia’s Essay> (生き方を変えた朝)

 「13年前、大原で最初に迎えた朝を忘れないでしょう。6月の強い太陽の光が窓から差し込んで来ました。洗濯機をまわして、散歩に出たわたしは、近所を流れる川の土手に腰を下ろしました。するとその時、泡だった水が凄い勢いで流れ込んで来たのです。直ぐにそれが我が家から出ていると気付き、慌てて戻って洗濯機を止めました。その日からわたしの生活が変わりました。生活に必要なものを、出来るだけ自分の手でハーブを使って作ろうと決めたのです」

 大原には子供と自然と、共生して遊ぶ日があり、渡辺さんご夫妻やベニシアさんも参加し、或る日の午後雑木林に、小さな丸太小屋が出来ていた。ここは皆の秘密基地。豊かな自然の中で、子供を育てたいと思ってやって来たベニシアさんたちのの年齢を遥かに超越した小さな仲間たちでいっぱいだ。ベニシアさんの木登り、なかなか堂に入っていました。もしかしたら子供以上にはしゃいでいたかも。子供に帰った大人たちがいた。それから渡辺さんご夫妻の麦畑へ、皆で麦踏みの実地訓練であった。こんな小さな歓びはきっと大人になってもいい思い出として残ることでしょう。

 

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   <Venetia’s Herb Recipe>

  ○ ローズマリーの食器用石けん水   材料;ローズマリー 約10cmの枝6本 粉末石けん 二分の一カップ 水1㍑

     ① 鍋に水とローズマリーの枝を入れ、フタをして20分煮出す

     ② 熱いうちにこし、粉末石けんを入れて溶かす 以上で出来上がり

 

  ○ ラヴェンダー・ビネガー  材料;乾燥ラヴェンダー 1カップ  酢 2㍑

     ① ガラス容器に乾燥ラヴェンダーを入れ、酢を入れてから密閉し、日当たりの良い場所に置く

     ② 酢がピンク色になったら漉して完成 ガラス容器や家具など洗うことや拭き掃除にももってこいである

 

 尚18日以後の放送予定分は明日以降アップさせて戴きとう御座います。皆さまの予習・復習の一助になれば特別に幸いです!

 又 NHK番組表でも、「猫のしっぽ カエルの手」が詳細に書かれてあります

 

 BGMは森山良子さんの「さとうきび畑」

 

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京都・大原 ベニシアさんの手づくり暮らし 『猫のしっぽ カエルの手』再放送のお知らせ への2件のフィードバック

  1. 良枝 より:

    ふふん 笑私、番組表に疎い物でしかも、何曜日の何時に何がやっているのかを全く覚えないからいつもベニシアさんを見逃すんですよ 苦笑今回こそはまとめて制覇できそうです。

  2. 文殊 より:

         りんこしゃん あははははぁ、なぁんだそうだったのかぁ。ぷぷでも何とか間に合いそうでよかったですねぇ。りんこしゃんをアンリ・ファーブルが物理の先生として赴任したコルシカ島にでもお連れしたいとこですねぇ。ファーブルみたいなりんこしゃんにはピッタンコな島だからなぁ。今日もお庭にいっぱい出てますかぁ? ベニシアさんは特別凄い人としてではなく、生活観溢れた人として御覧になられたらいいかなぁと思ってます。お楽しみにね!

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