明恵~ネット不信への解答

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         明恵~ネット不信への解答

 

 

 今朝6時25分発のANAで福岡に来ています。唯一私が約束をした、パリ在住の若者ご夫妻にお約束を果たすためです。それには彼らにとって資金が必要なことだからです。地方銀行への出資金の回収の件ですが、本日某銀行の役員と面談し銀行側から、私の持分の出資金の返却を求めているのです。無論信頼する私の弁護士三人も同行しています。今度ばかりは最終交渉なので、銀行側経営陣から、私が理事であることに決して不満はないし、このままの存続を希望していると言い訳し、今のところ全く変わりありません。通常の株式と違って、現在の銀行法では理事の資金は思うようにならないのです。たった一万円の出資金の回収だって半年かかると言われれば、もう強烈としか言いようががありません。まして多額の資金の回収となれば況やおやの状況で、その交渉も然ることながら、手続きが半端なく煩雑です。現在名前が違うこの銀行が倒産仕懸かっていたのですが、現在の試算表や収支報告書などによると、意外に健全化されていたのが何よりです。でも私の意思、何としても今日中に、一定方向の結論を得たいと奮戦しています。

 今日のANAは低気圧が太平洋側にあるようで、いつもの航路ではなく日本海沿岸上空を飛んでいるのですが、時折エアポケットに入るらしく、ドキッとする場面も多いんです。但しプレミアムシートのお陰でパソコンは使いたい放題で有難かったです。思い切り玄界灘のほうから、海ノ中道脇を通り福岡空港に進入、やや遅れてフライトを終えました。福岡空港は地下鉄が完璧に整備されているせいか、都市の中心部まで僅か10分足らずで入ってしまいます。9時のお約束を少々待つことに。そうして件の交渉をしていました。

 このところ先日発信したネット不信の小生の書き方がやや極端過ぎると、多くの方々から多大な叱責を受けました。ありていに申せば、あの対象は出会い系サイトの書き込みやブログを申し上げたかったのでした。セックスを釣り物にして結婚詐欺、そして恐ろしい殺人まで、何と女性が主役でやってしまうご時世で、改めてことの重大さを知っただけです。ネット弊害の過酷さと深刻さ、今の人々の心の荒廃を直接感じられてなりませんでした。私のブログ仲間では、道草先生やMfujinoさんやささ舟さまの交流は非常に楽しげでいとおしく、私の羨望の的です。ネット全部を否定しているのではなく、寧ろネット社会の発展を心から待望している一人です。ネットが健康に発展すれば、何も仰々しく多くいらっしゃる政治家諸君の人数を限りなく減らせるからです。数が論理で間違いはないのですが、一面何故自らの総数を減らすことはないだろうかと単純な疑問が湧いてきます。だからこそネットにこそ今後の社会に絶対に必要なことがあります。予算では人件費など一番いい例で、一把ひとからげで人件費と表現され、どこにどのように支出されたのか、詳細には役人にしか分かりませんのです。この点、大人しい納税者の一人として酷く立腹する部分です。ネットが発達し、ネットが一定の信頼を勝ち取れば、すべて情報公開され、市民参加どころか、直接市民が参画できるようになるのではと淡い希望を持っています。無論小さな政府が前提となるでしょうが、寧ろ私はネットに非常に期待している立場なんです。そうでなかったら、今月のように毎日更新しようなど馬鹿げたことはしないでしょう。ブログ仲間の彼女は申します、今までの信頼関係はなんだったのかと。仰る通りです。私に全く変化ありませんが、今回の事件や多くの悲劇的なネット上でのことを勘案して申し上げたまでです。お許し戴けないでしょうか。

 朝、待合の時間、お昼、そして唐津に行くことをついぞ断念し、最終の便で帰ることを決めた今、日に何度もWidows Live Writerを開いたことでしょう。今朝一番に決めた明恵のことを、ここで少しお話申し上げたいと存じます。日本には過去多くの革命的な事象がありましたが、未だに日本人は自己を確立していないのではないかという懸念が私を明恵に駆り立てます。以下少しだけ詳しく申し述べます。承久三年(12211年)に起こった承久の乱や、それに続く一連の出来事は、わが国の歴史に画期的なことでありました。「革命的」と称することができるほどでもありませんが、三人の上皇の配流に続いて朝廷領の没収、守護・地頭制の強化などがあり、乱後11年目には、それまで日本を支配していた律令制度に替わるものとして、幕府は「貞永式目」を制定しました。今まで形式的に朝廷が保っていた権力の中枢を武士の幕府に移ったという事実のみならず、「貞永式目」という法そのものの内容、およびそれを支える思想が極めて画期的であったという意味で、「革命的」なことであったと思います。

 さて、承久三年の乱は、幕府軍の勝利によって、瞬く間に終わってしまいましたが、このとき明恵は、朝廷側の武士や公卿などの未亡人をためらうことなく高山寺にかくまいました。『伝記』によれば、このために怒った鎌倉武士は明恵を捕らえ、六波羅探題・北条泰時のところに引っ立てていきました。明恵はすべて覚悟の上であったので、泰然自若として、明恵にとっては敵味方なく、気の毒な人を助けるのは当然のことであると述べ、「是、政道の為に難義なる事に候はば、即時に愚僧が首をはねらるべし」と言いはなちました。泰時は、もともと明恵を心から尊敬していたので、大いに恐縮してしまい、深く詑びるとともに、寧ろ明恵の教えを受けようと致しました。

 実は、承久の乱後に北条泰時が制定したこの「貞永式目」こそ、わが法制史上極めて画期的なものであって、明治憲法制定に至るまで、長きにわたって我が国を支える有効な「法」として活用されてまいりました。 その明恵が説く、「あるべきやうわ」の本質が、「貞永式目」のなかに生かされ、それは後々まで日本人の心のなかに生きてきたのでした。明恵の、「阿留辺幾夜宇和(あるべきやうは)」について、「此の世に有るべきように有ろうとする」ことが大切であると明言していらっしゃいます。これは、当時急激に力を得てきた法然の考えに対するアンチテーゼであったのでしょうが、現世のことはどうであっても、後生だけ助かればいいなどと説いている経典はないと言い切っているのであります。これは実に凄いことです。そして明恵は一人、徒党を組むことはありませんでした。このような例に接すると、日本人としてはすぐに、「あるがままに」という言葉に結びつけたくなるのですが、わざわざ「あるべき」と、「べし」という語が付されているところに、多大な意味があるのではないでしょうか。このような日々の「もの」とのかかわりとは、すなわち「こころ」の在り様につながるのでありまして、それらを疎かにすることになく、し切ることに、つまり「あるべきやうわ」の生き方があると思われるのです。そこには強い意志の力が必要であり、単純に「あるがままに」というのとは異なるものがあることを明確に推測されるのではないでしょうか。つまり実存です。悪戯にネットで偉くなったり、素敵になったり、文豪になったり、全く意味はないのです。明恵について、以後いずれ「華厳」との関係を書いてみたいと存じます。一日移動しながらの記事で、アップできただけでも満足かもしれません。

 パリの彼女は、こところ急速な変化をしています。渡仏した時の作品とは甚だしく違っています。驚異的な進歩です。それに、花村萬月のような文章を書かれるご主人の存在が大きいのでしょう。彼は久しく見ないピュアな日本人男性です。私たちは間違いなくピュアな関係で信頼を致していると信じています。あたなさまのお父上がどんなにTを愛されていようが小生にはどうでもいいことです。私が嫌いなのはTのファン魂です。下品もいいところです。今日ヤンキースが3~1で大手をかけたらしいのですが、大リーグの観客を見てください。白球の音まで聞こえるではありませんか。応援にも節度があるのです。そこに如何に野球そのものを愛しているかがわかります。せめて相手を思い遣ることがあってもいいじゃないでしょうか。城島が入ることになって、Tファンは等しくただ喜んでいるのでしょうか。益々二軍の戦列の顔が見えなくなっているだけのことです。だってTチームだけでプロ野球は成り立たんのですから。京都の妻の実家では、お互いをちゃんとリスペクトしています。でもあなたはアイツだけには言われたくないのでしょうか。情けないと思います。それはさて置き、パリのあなた!この後このブログでは、ジミー・ツトム・ミリキタニを近々書こうと思っていますが、全く他意はありませんので、気にしないで下さいね。そしてお陰さまで、本日の結果はいい結果と相成りました。お約束は既に一年近くも遅れているのですが、こうして徐々に間合いをつめ日々頑張っています。空路ANAが荒れなければいいのですが、昨日の東京は夏日で25℃以上でしたし、今日は一転して木枯らし一号が吹いたそうです。昨日北海道の旭川では積雪があったようで、不安定な日々が続いています。どうぞお身体には充分ご留意なさって頑張って下さいね!!これから羽田便に搭乗します、では。

 

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 間違え 「でっきる」×←「できる」○ 御免なさい!

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