青蓮院門跡 国宝・青不動尊を拝す

 

 

青蓮院門跡 国宝・青不動尊像 全体図 深く渋き紺青の図なり (明度 彩度補正したりて)

 

 

 

 

青蓮院門跡 国宝・青不動尊を拝す

 

 

一千年の時をへだて 実際の画面が初めて表れ出たる今秋の京都・最大の恩恵 今ここに 国宝・青不動尊図を拝す

 

憤怒の表情 圧倒する力感 大画面 大日如来の化身佛とかや 青不動尊よ 永遠の時を刻み これからもここご門跡寺にずっと立て

 

右手・三鈷剣 魔を退散と 凡人の煩悩を断ち切らんがための剣なりし 剣に巻き付く倶利迦羅龍(くりからりゅう)の尊きに

左手・羂索(けんさく) 悪を縛り煩悩抜け出せぬ凡人を 救わむとすなる縄なりて

右目天をあほぎ 左目地を睨み(天地眼) 眼球両側 忿怒によりて充血す 目頭・目尻ともに赤くし 我を圧倒す

 

紅蓮の焔のもとに 七体 迦楼羅(かるら)の鳥舞ひたり 三毒(貧欲・瞋恚・愚痴=どんじんち)を喰らい尽くす鳥なりせば

不動十九観に 翼を広げいたりて 天よとどけよと 青不動にぞいましましに 纏わりて 躍動せりて 美しく舞ひたる御姿なりき

 

 

迦楼羅(かるら)図 左手下に鳥の口あり この焔は七体 青不動尊を取り囲みいたる

 

 

中央 厳かに 岩上に鎮座し給ふ不動明王 本尊に向かひて 右側 腰を引き 上目遣ひ合掌する矜迦羅童子(こんがらどうじ)

左下 棒を構え力誇示し給ふ制叱迦童子(せいたかどうじ) 何に譬ふべきか 美しき均整の図ぞや  痛く驚嘆す

二童子尊 従順と反抗 侍者の二面 くっきり浮かびにけり 三者三様にして 三角構図いよいよ安定せり

 

陰陽・五色の色の裡 青ぞ 中央なりせば さらに尊し

 

 

青蓮院門跡 夜間拝観 ライトアップ図

 

青蓮院門跡 青不動ご開帳 をご参照賜りたく!

 

 

時及びて 護摩供養ぞと始まりせば 青不動尊 ますます憤怒の怒涛 迦楼羅の鳥どもと 我が心中深く分け入なり

 

 

 

青蓮院門跡 不動菩薩の意味なりし梵字なり

 

 

 

兵庫県三田市 心月院にある白洲次郎・正子夫妻の墳墓 右次郎墓の「不動」の梵字は正子の書き残し

梵字 甚だ本家本元の 「不動」の梵字に似たり

 

 

(朝9時、青蓮院のご開門にあわせ、7時半から待つ。雨模様。甲斐あって一番に国宝・青不動尊を拝す。所々に山紅葉が配置され、夜のライトアップもさぞやと思いけむ。御寺を出ると既に雨。京阪石山坂本線石山寺駅から徒歩にて石山寺へ。雨激しくなるも尚、御寺を目指す。雨降りやふ、ご本尊如意輪観音さまの御陰にて大塔伽藍を拝する人影そまばら。石山ご本堂、ここにても護摩供養が始まれり。青蓮院は比叡・天台密教なれど、石山の御寺は東寺・真言密教なり。中央の花頭窓、金網越しに十二単まとひて、筆を持つ紫式部の木像見ゆ。いとをかし。古来女御たちの面影立ちはだかれりや、あはれなるを歎ず。やふやふと萱草色に輝く南無観音菩薩の法灯の眼下、イロハモミジ・オオモミジ・ヤマモミジなど紅葉、色鮮やかにして海の如きあまた大和色の美しき、しばし佇みて眺めいる。猩々袴色・紅鬱金・朱華色・深紅・韓紅色・梔子色と色とりどりとなし、常盤緑の杉木立に、真に映えたり。絶景の美、息を飲む。冷たき時雨、紅葉もまた雅趣ありけりや。法灯の御光とあい相乗せり。月見亭雨によりて眼下見るも定まらず、雲水かくの如しにやあらん。往時の人どもに深く思ひいたり参じ給ひ、ぐらりと感慨を深くなに、御寺を疾と去りにき、いざ東京へと)

 

 

 

 石山寺紅葉 大和色麗し 時雨降り激しきに

 

  本日は「坂の上の雲」にも出ている『漱石忌』 また鳴滝の了徳寺や千本釈迦堂など『大根焚き』の日 折りしも下弦の月なり

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