まゆ玉 二十日正月 大寒

 

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まゆ玉(餅花ともいう) 小正月から二十日正月まで飾る 農家の予祝(五穀豊穣への祈り)の行事 叔母の作

 

 

 

まゆ玉 二十日正月 大寒

 

 

左義長(どんど焼き)を終え、ようやくほっとしたところで、農家ではまゆ玉が作られ、

小正月から二十日正月まで飾られるのが一般的ですが、美しいので汎用され商店街などでは暮れからお正月飾りにされているようです。

また別に餅花とも言われ、正月、とくに小正月に、ヌルデ・エノキ・ヤナギなどの木に小さく切ったお餅や団子をさして飾られます。

一年の五穀豊穣を祈願する予祝の意味を持つとされます。左義長の行事で飾ったり、食べたりする地方も多いのでしょう。

長野県では、枝垂れ柳を使って「稲穂」の垂れるかたちにつくり、豊作を表現しています。

これを「稲の花」と呼んでいます。粟穂稗穂(あわぼひえぼ)とほぼ同じ意味でしょう。

岐阜県(主に高山市・飛騨市)では花餅(はなもち)と呼ばれ、正月の装飾用品として売られ定着しております。

東日本一帯に広がるものに繭玉(まゆだま)がありますが、米の粉をカイコの繭の形に見立て、

木にさしたもので、殆ど着色しないで純白のお餅が多いようです。(紅白緑色は人工着色料を使用している)

養蚕に関連の深い道具などもいっしょに飾る地方もありますが、普通は米俵に挿しておくのが多分最も多いでしょう。

カイコの安全を祈願したものですが、これも立派な餅花です。小正月が終わる頃にもぎとり焼いて食べられますが、

本来は保存食で、2月8日の「こと始め」の後の、繁忙期に備えて作られたものであったものでしょう。

 

また二十日正月(はつかしょうがつ)と言って、正月の完全な終りとなる節目の日と言うのがあります。

かつては正月の祝い納めとして仕事を休み「物忌みの日」であったのですが、この日をもって正月の行事はすべて終了致します。

京阪神地方では、正月に用いた鰤の骨や頭を、酒粕・野菜・大豆などと一緒に煮て食べることから、

骨正月・頭正月とも言われました。他の地方でも、乞食正月(石川県)、棚探し(群馬県)、フセ正月(岐阜県)などと言い、

正月の、残った御馳走や餅などを食べ尽くす風習があります。

また乞食正月とも称して、乞食が家々を回って残り物をもらうという地方もあったようです。

小正月・薮入りで、ご実家へ帰っておられたお嫁さんは、二十日正月をしてから婿家に帰ったものでした。

 

今年の二十日正月はちょうど「大寒」にあたり、小寒から節分の真ん中に、二十日正月の大寒があります。

寒さが最も厳しいのは大寒から節分までの期間で、新型インフフルエンザは一定のピークを過ぎたかに見えますが、

どうぞ皆さまにおかれましては一層ご注意をなされ、最も寒い時期をご無事にお過ごしになられますよう心より願っています。

 

 

 

楽しかったお正月 また来年ね 循環と輪廻と 再生を心からトシ神さまにお願い申し上げます

 

 

 

戸外をフワリと見れば蝋梅の花咲き 水仙の花も満開でありました。

 

 

 今日のBGMは アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓十五の君へ」

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