春一番

 

 

 私が描いたボタニカル・アート風 薔薇・蕾図

 

 

 

 

 

春一番

 

 

 

もともとが製図屋だったからかボタニカル・アート(植物画)風の絵が描きやすく、薔薇の蕾を描いてみた。

だが我がオフィスにある石川美枝子さんのような絵には到底及ばない。

彼女の染井吉野の細密画はイギリスの王立キュー・ガーデンの所蔵になっているので、現物は日本では見れない。

彼女の櫻の絵は一枚で平均250万円もする。オフィスにあるのは彼女の描いた山櫻の絵で、無論リトグラフである。

薔薇の画はナポレオン一世の皇后ジョセフィーヌによって、宮廷内の薔薇園で描くことを許されたルドゥーテ(薔薇図譜)であったが、

櫻の細密画は、石川美枝子さんには別格の品性があって最高峰だろうと思う。次回個展では是非とも購入したい。

 

櫻の補植ももう少しで終わりをつげる。今朝オフィスから外を眺めると、茫漠とした霧で東京タワーが見えなかった。

お台場から羽田にかけて、濃い霧で包まれたため、羽田発の飛行機が160便も欠航したらしい。

忙しい合間をぬって、児童書への思いを馳せる。私が描きたいのは実はボタニカル・アートとはまるで違う、

パワフルで生き生きとした生命感溢れる絵柄である。杏とともに沢山観て勉強しようと思う。杏は弟に全く構わず、

我が道を進むタイプで、妻がいない日中でもセッセと絵本や音楽を独りで聞いているらしい。

妻が論文書きの忙しさから開放されるのはもう少しだろう。皆で協力し合わないとね。

 

オフィスを出ると、生暖かい風に全身が包まれた。「あっ春一番だ」

皇居一周マラソンの方々はやけに多い。そう言えば今週末に東京マラソン2010があるからだろうか。

皆さん汗びっしょりである。オフィス街・丸の内にある地下銭湯へ向かっている。近いうちに、私も走れるようになるだろう。

人生は思ったよりずっと短い。人の一生で何が出来るのか、多分些細なことではないだろうか。

だから私は人を育てることを本分としたい。多くの櫻もそうだが、櫻より人を育てるほうが遥かに難しい。

千年先の日本など、実は全く見えないもので、五十年先だって本当は怪しい。

精一杯、次世代に繋がる人を出来るだけ多く育てるように頑張りたいものである。

 

「人生を愛せよ 死を想え そして時が来たら 誇りをもってワキへどけ」 (ケストナー)

「花道に 降る春雨の 音もなく」 (俳号風天こと 渥美清)

 

 

 

 妻が描いた櫻の絵と苺の絵 石版に水彩(不透明)画で

 

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