赤誠に信椅し 璽臣民に告ぐ

 

 

小林よしのり著 『昭和天皇論』 知らないことばかりで 何度も感極まれり

 

 

 

       赤信(せきひん)に信椅(しんい)し璽臣民に告ぐ (玉音放送の一部)

 

 今日鳩山由紀夫首相が退陣表明された。昨今言葉の軽さを若者に警告するむきが多いが、総理自らの発言の重みは自身が最も知らなかった。今回の動きの中で最も注視してみていたのは、輿石東参議院の動向だった。社民党が離脱し、今回の選挙で改選組の自身の選挙が戦えないと表面的にまで声高に訴えていた御仁である。考えて見れば旧社会党からの議員で、社民党が連立から脱落すると最も手酷く影響を受ける。特に山教組(山梨教職員組合)からの応援を期待してのことだったが、一国の総理の出処進退を自らの選挙への危惧だけで、影で陰湿に蠢いたいた。苦戦を予想される輿石議員の、今夏の選挙の結果は如何なものだろうか。あの面構えを観ても如何にも一癖も二癖もありそうで、如何にも面体よろしくない。「政治とカネ」、「普天間迷走」が引責の二大原因であるとしたら、この輿石議員の問題も大いに金権体質であると断言しても過言ではない。どんな教師にも政治的な立場があって当然だと、輿石議員は胸を張るが、一見何でもなさそうな言動には恐ろしく日教組頼みの腹案が隠されているし、組織票のみならず、組織員の会費や潤沢にプールされた資金までノドから手が出ている状態なのだ。輿石氏には今後も特別に注視して行きたい。今回の最大の戦犯は輿石東議員で、自分の選挙がらみにした呆れた政局の一日であったのだから。無論不動産所得趣味のある旧田中派の小澤幹事長の悪質ぶりは論を待たない。

 社民党も問題である。一見ブレずに政党として立派に見えるが、それではこの国の安全保障をどう担保してゆくのか、たった一度も聞いたことがない。北朝鮮労働党と長く友党関係にあったことをひた隠しし、自己総括がないまま今日まで到っている。沖縄に福島党首が、一国の総理大臣が行った直後、傷に塩をこするがごとくやった行為は当然断罪されるべきであり、沖縄問題を真剣に考えればこそ甚だ不穏当な大臣で大臣たる資格は全く持っていなかった。閣内に留まることなど考えられないのが当たり前だろう。イギリスの労働党のように、政権を担えるようになったら、再び登場してもらっても構わないが、日本の同胞の家族を国家によって拉致され、ヘラヘラしているような政党には断固壊滅して欲しい一念である。土井たか子氏は今は痴呆症で年老いた姉に面倒みて貰っていると聞く。批判は易し、実行は悉く困難であろう。第一社民党と連立を組む前提であったならば民主党に一票を投ずることはしなかったはずである。国債発行してまで実行しようとする民主党、はっきり冷めてしまった。バラマキ型の子供手当ては当家では一切受け取らない。子供の時代に借金返済が残るだけだからせめてもの小さな反抗としたい。

 我が父は大學を中退をし、戦時中志願し、叔父がいた近衛第一師団に最も若い若手として入隊している。父は無口な上に、その件については一層口重で何一つ語ることはなかったが、森師団長を銃殺し、一部近衛兵が決起、「国体護持」の名のもとにクーデターを目論んだ。ところが昭和天皇は、昭和20年8月14日に開かれた御前会議でポツダム宣言受諾を自らで決め、翌15日正午に玉音放送があることとされた。夜間未明に玉音盤の録音がなされ、その録音盤の在り処を巡って宮内庁と、偽師団長令を持った一群との間で熾烈な攻防が繰り広げられ、明け方未明まで続いた。陸軍の一部も加わった偽師団長令が偽物だと判明したのは玉音放送のたった一時間前の午前十一時。クーデターを宮城内で目論んだ一派は敢え無く自刃することに。騙された近衛兵の一部もやはり「国体護持」を密かに画策し、何組か逃亡。各地に分散し隠れていたという。父と叔父は陛下の玉音放送を泣きながら宮城近くで聴いたという。そして陛下の行く末を見てから殉死するかどうか決めようとしたそうである(叔父談)。その後父は新しい日本の建設に向け大學に復学し、外務官僚となるが、但し叔父が時々していた南方方面や香港島近くでの遺骨蒐集に参加していたらしい。でも父は海外赴任が多くなった頃に、やがて定年退職を前に早く退官していた。日本山岳会々員を、自ら恰も修験者となるようにし、山の神々への信仰と犠牲者の鎮魂を祈りつつ、今でも一歩一歩思いを籠めて歩き通し、戦後生き抜いてきた。現在の父は山の仲間とともにエヴェレスト付近の山々にトレッキングに行っているが、星印に櫻のマークがある近衛兵だった時代の軍帽以外、当時を語るモノは何一つ残っていない。我が身内も、方々の戦場や都市への絨毯爆撃などで数多くの犠牲者を出している。遺骨がないまま何人の身内が靖国神社に祀られているのだろう。戦後史もまことに重いもので、一国を預かる人間の資質がない者は組閣をしてはならない。累々たる同胞の死や原爆で散った方々の無念に思いを致し、責任ある政治をして欲しい。そう言えば近年の政治家は皆軽量級で小粒に出来ているのは一体どういうわけだろうか。

 小林よしのり氏の近著に、『昭和天皇論』がある。久し振りに漫画などを読むかと思いつつ、読み始めたら止まらない。時代に翻弄された昭和天皇のお人柄を伝えて余りあるものであった。多くの御製(天皇陛下が作られた和歌)など感動的な歌ばかりで、涙を禁じえなかった。このような近代史を学校で教わることは先ずないし、受験にも出てこない。でも最も必要な歴史認識と、サヨクも含めて、こうした超近代史は絶対に必要ではなかろうか。オウム真理教事件や9:11事件や色々な近代史が好むと好まざるに関わらず内包していると思われる村上春樹氏の『1Q84』もきっとそうなのだろう。原理主義とは何か、過去と現在の見えざるものを、はっきりと見えているものと。私は夜な夜な古書に馴染みながら、近著のものまで貪欲に漁っている。中でも冲方丁氏の『天地明察』が面白かったし、これも大変感動し嬉しかった。携帯電話を持たない習慣の私には、最近爆発的に発売されたばかりのiPadに全く興味がないのは如何にも時代遅れなのだろうか。核兵器の傘下に入ったようでいい気分ではない。核兵器も持つ国家と持たざる国家の不平等が最も危惧される。すべての核廃絶し、一般兵器の武装だけを赦されるのなら、日本も充分な防衛システムを持っていそうだが、その核傘下の問題はあまりにも非現実的であり、さりとてその不平等感をどうにか是正して欲しい願いだけである。今回の国連におけるNPT核不拡散条約に向けた話し合いも骨抜きであり、想定の範囲内のことであった。人間は自らで短い人間の歴史を終えるのだろうか。長い間宇宙滞在の野口さんのご帰還、お疲れ様でした!地球と兄弟星にして二酸化炭素で真っ赤な星への金星・探査機「あかつき」のリポートが待たれる。六月と言えば各地で鮎漁が解禁になることだろう。本日、メデイア・ファクトリー社に発注した『ターシャの喜びの庭』『ターシャを訪ねて』は、今月18日に亡くなられてから満二回忌となるターシャへの餞(はなむけ)としよう。杏も大風も、ターシャの料理リシピで大きく育っているんだもの。

 

   海老と野菜の生春巻き(今夜のメニューの一部)

 

   《材料》 4人分

   ライスペーパー       8枚    (A)

   えび(ブラックタイガー)  8尾       酒   大さじ2

   青じそ           8枚       塩   少々

   好みの香草(香菜、ミント等)適量

   きゅうり          1本

   レタス           1/4個

   赤ピーマン        1/4個

   にら            8本

   《作り方》

   ① えびは背わた取って殻をむき、Aを加えた湯でさっと茹で、厚みを半分に切る。

   ② 好みの香草は葉先を手でちぎり、きゅうり、レタス、赤ピーマンはそれぞれせん切りにする。にらは茎と葉の分かれ目のところを10cm位に切る。

   ③ タレを作る。

 

   味噌タレ《材料》 

   合わせ味噌(だし入り)50g      酒      小さじ2  

   にんにくすりおろし  小さじ1     しょうゆ   小さじ2

   一味唐辛子      少々       卵      1/2個

   砂糖         大さじ1     酢      大さじ1

   本みりん       大さじ1 

 

   《作り方》

   ① 味噌、にんにく、一味唐辛子、砂糖、みりん、酒、しょうゆ、卵白を混ぜ合わせて火にかける。

   ② つやがでてきたら、卵黄を入れ混ぜ、サッと火を通す。

   ③  よく冷まし、酢を合わせる。

   ④ ライスペーパーを水又はぬるま湯でもどし、全体がしんなりしてきたら、皮の手前1/3のところにえび、しそ、にらを除いた他の野菜を順に重ねて置き、左右を内側に折り、手前からくるくると巻き、途中でにらを挟み込んで巻き終える。食卓に出す1時間くらい前に巻き、水でぬらしたペーパータオルをのせておくと全体がなじむ。

   ⑤ 大きいまま、又は半分に切って器に盛り、タレを添える。

  どうぞ美味しく召し上がれ!ご機嫌よう、だんだん!!

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赤誠に信椅し 璽臣民に告ぐ への2件のフィードバック

  1. 良枝 より:

    コメント解禁でしょうか?おそるおそる書いてみたりしてみます 笑この夏の選挙、民主党に入れるかどうかを迷っていたところでした。政権が変わっても総理がころころ転がる国と他国に思われるのはいかがな物かと考えたからです。でも、今回の首のすげ替えでそんな心配はスッキリとせずに済みました。貧しくなると人は短気になり目の前のことしか見えなくなるそうですが、国家とて同じ事かもしれませんね。それでは。また遊びに来ます 笑

  2. 文殊 より:

    りんこしゃん 今回MSNは大きく変更されましたね。コメント蘭は返事が遅くなる傾向があったために、失礼と思い、無念かなずっと閉鎖したままでした。最も困ったことは、皆さんからのアクセス情報が一切見られなくなったことです。りんこしゃんもそうでしょうか。全く腑に落ちないことばっかりで、MSNには殆ど参っています。そろそろこのブログも閉鎖し、どこかに引越しをまじに考えているところです。 現在の政治にはがっかりすることばかりです。毎年多額の納税をしているものの、余り口出しをしませんでした。でも・・・横の関係だけで思考するのはよくありません。千年の縦軸を機軸に物事を考えて欲しいものですね。今日は有り難う御座いました。あなたのほうにも参りますね。しゃん!

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