おもひは風の盆

 

 

 伊勢の神宮における「風の盆」の奉納

 

 

 

おもひは風の盆

 

 

気象庁の発表で、今年の夏の暑さは113年ぶりとか。それもアッサリ更新しまいそうで、都会の真ん中にいる私たちは

本当にウンザリしています。多分9月の中旬までは続くことでしょう。皇居から東京駅に至る廣い道路は御幸道路と申しますが、

ヒートアイランド現象に対応する新たなアスファルト舗装にする計画です。渋谷でも、あちこちで溶岩で作られた対応策が、

現在進行しています。都心に緑を多くする取り組みも急遽進んでいるようですが、地球温暖化対策はもはや喫緊の課題でしょう。

 

ヒグラシのカナカナという鳴き声は朝晩の冷えた時しか鳴かないのですが、今年はメッキリ少なくなっています。

日本の外環では台風が三つも揃っているのに、本州に張り出した太平洋高気圧は一向に衰えを見せません。

いっその事、台風一過あってもと願うのですが、しばらくはそれすらも望めないでしょう。或る意味で憔悴しきっています。

 

三年前、9月初旬の越中おわらの風の盆、私たちは新婚旅行を兼ねて八尾に行って参りました。妻はほぼ完璧に踊れるので、

どんなに風の盆が楽しかったことでしょう。井田川、狭い町を流れる堰の清らかさ、酔芙蓉、町流し、陶酔して弾く胡弓の泣くような音色、

仄かな雪洞のあかるさ、早乙女の美しさ、城ケ山に通じる階段で話し合っている元恋人同士、その後彼らは朝まで踊り明かしたという。

白々と明けた路上に、幾多の祭の残骸。甲高い歌声と、女踊りと男踊りの妖しい交差、余韻は果てることなく続いたあの宵。

今夜、夕餉のとき、妻が戴いた八尾の衣装に正装して優雅に踊ってくれました。私は篠笛で作曲した風の盆を吹きました。

子供たちは目を白黒、父も叔母もいたく歓んでくれました。私たちに未だにその余韻に浸っています。

 

明けて、明くる朝、井田川の河原には確かにグミの実を観ましたね。たわわに実る稲の穂も。明けて更に白くなった酔芙蓉の花も。

四季の移り変わりや農作業を踊りにした先人先哲の凄さ。毎年このブログで風の盆を書いているに、まだまだ書き足りませぬ。

あの美しさゆえでしょうか、尽きぬ話を出してしまうことの歓びと、過ぎ去りし日の多くの亡き人への、面影と追憶と。

 

越中おわらの風の盆  本お祭は9月1日~3日まで 去年長男大風が 9月3日に生まれた 満一歳になる大いなる歓び!

 

 

 風の盆 風景 女踊りや男踊りや 町流しなど

 

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